公共交通機関を利用した日帰り
韮崎駅からバスに揺られて,たどり着いたのは瑞牆山荘だった。到着は10時前(9時51分)。
予定していたコースは瑞牆山山頂から不動滝の方面に降り,みずがき山自然公園を経由して,山荘に戻ってくる一周コースだった。バスの最終便は16:30で,コースタイムを計算したら十分に間に合うのだが,なるべくは14:20のバスに乗り込み,温泉に入ってから家に帰りたかった。そのためには,ヤマレコのコースタイムを1,2時間ほど巻きながら山頂に登り,下山する必要があったので,最後の方は自ずと駆け足になった。

NIKON Z 7 | NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S | Nisi Black Mist 1/4
みずがき山自然公園から眺める山容が素晴らしい
秋になり,山はすっかりカラマツの黃葉に包まれている。自然公園の駐車場は車で埋まっていて,多くの人がBBQを楽しんでいる傍の道路を汗まみれで歩いて行く。階段を登ると芝生広場にたどり着く。若者が折りたたみ椅子を広げて,音楽を流しながら読書をしていた。なんとも楽しそうだった。

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瑞牆山は花崗岩で形成された山のようだ。ロッククライミングのスポットとしても有名らしい。普通の登山でも鎖場や岩場が多く,アスレチック気分を味わえる。ただし,転倒や順番待ちには注意しなければならない。
周回コースを選択せずに,山荘からピストンするコースにすれば,比較的短時間で下山できるので,両神山のときとは違ってバスには大勢が乗車していた。時期的な理由もあるかもしれない。

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秋になるとシャクナゲがきれいな山らしい。

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ドローンを飛ばして山容を上から撮影しようとするハイカーもみかけた。お金に余裕があればそういう遊びも面白そうかもしれない。ロッククライミングもいずれ挑戦してみたい。

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当然,ここからも富士山がよく見える。関東の山にのぼるハイカーは,みんな「富士山富士山」ととてもうるさい。富士が顔を出してないとそれだけでがっかりしてしまう。確かに,富士山は形がきれいなので気持ちはよくわかるけれど,奥多摩・秩父の山々はあたかも富士山のおまけのように扱われてしまっているような。

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紅葉も真っ盛りだ。ただ,やはり,層雲峡でみた景色には及ばないなあ。

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実は今回,甲武信ヶ岳に登るつもりで準備をしていたのだが,この山のピストンがどうやら体力的にかなり辛そうだったので,コースタイムにもっと余裕をもてそうな瑞牆山を選んだ。当初は,ただピストンをして帰るつもりだった。しかし,前日に投稿されたヤマレコの活動記録をみていると,どうやら公園からみた景色がとてもキレイらしい。そんなわけで,山頂への到着時間によってはコースを変更しようと決め,周回ルートを選んだのである。結果的に正解だったかも。ただし,あまりにも急いで下山したので,結局不動滝がどこにあるかわからないままだった。
次は 金峰山と甲武信ヶ岳を縦走で登りにこよう。シーズンはシャクナゲが咲く季節がいい。